「0」ゼロを縦書きで書くときは「◯」「零」と書くのですよ。
両方とも「レイ」と読むんです。
「零」は使わないわけではないですけど、現代の日常ではあまり使いませんよね。
二 二
〇 零
八 八
こんな感じですが、見たことないですよね。
それでも、のし袋や封筒に書くときに使う方はいるかもしれませんね。
ただの「◯」じゃないの~?漢字でもない、数字でもない??記号?
いまさらなんですが、日本は縦書き、横書きがある国なのです!
って、私たち日本人は、当たり前のように使いこなしているんです。
すごいです!
そう言われてみると、英語の縦書きってないな~なんて改めて気づいたりして。
でも、いざ漢数字で縦書きで書こうとすると、一度は、う~~~ん、、、と悩んだことことありませんか。
もう一度、しつこく読み方を。
「0」 ゼロ
「〇」 レイ
「零」 レイ
そんな【〇】【零】レイについて、さらに書いてみますね。
0を漢数字で書くと「〇」?ただの丸じゃないの?
漢字でゼロを書くときは、ただの「◯」丸じゃないです。
上から時計左回りで描く「◯」
やや楕円です。
●アラビア数字 → 0.1.2,3,4,5.....
●漢数字 → 〇、一、二、三、四、五、、、
そう、ただの「〇」ではないのです。
漢数字で「〇」をレイ(零)と読んで、ゼロとは読まないのです。
私たちが普段使っている数字は 0.1.2.3....。
でも現代では、縦書きの時でも、0.1.2.3.....を使うことはよくあります。
なんだか頭がこんがらがってしまいますね〜。
みんなあえて気にしないで、上手く使い分けているのかもしれません。
言われてみると、「そーいえば、そーだねー、なんでだろう?」って。
現代の若い世代の人たちは漢数字は使わないかもしれないです。
それでも、いざ結婚式だ!お葬式だ”!となると慌てちゃうことないですか??
特に会社関係とかになると、「漢字のほうがいいよね~。。。二?弐?、三?参?」
50000円と書く場合、伍万圓 と書きます。圓は円でもいいです。伍も五でもいいです。
だけど、伍零零零零圓 とは書きません。変ですよね。
ちょっと怖く感じるのは私だけでしょう。
なので、家族巻き込んで、あーでもない、こーでもない、わからないーーって、みんなで必死にネットで調べたりしませんか?
現代は核家族世帯が多いから、おじいちゃん、おばあちゃんにすぐに聞けない。
電話じゃわからないーーっ。確かに、、、、・
せめてもインターネットがあってよかったって感じですね。
というわけで、漢数字の「◯」は零です。ただの丸じゃないです。
レイです。レイです。
「〇」と「零」に違いはある?
「〇」と「零」は両方とも意味は同じですよ。
時と場合によって使い分けるの是非、知っておいてくださいね。
漢数字の○は、縦書きで番地を書いたりするときに使ったりします。
縦書きで漢数字を使う場合、「零」を使うことは滅多にないです。
そういえば、天気予報では降水確率がゼロの時は、レイパーセントと言います。
なぜ、ゼロパーセントと言わないのでしょうか。。
それは「ゼロ」は全くない、皆無という意味で、零は「わずか」という意味が含まれています。
なので、降水確率の場合、10%未満は四捨五入されるので、「わずか」のレイパーセントになるのです。
零細企業も、そうです。
小さな、小さな企業という意味で、そう言います。
ついでにこんなことも↓
やる気なーし!
やる気ゼーロ!
やる気レーイ!、、、とは言いませんね。
普段何気なく見ているものでも、聞いてはものでも、ちよっと立ち止まって気にしてみると、なかなか奥が深いですね。
縦書きするときの書き方は?
例えば、2500番地の場合。
二
五
◯
◯
番
地
例えば、30000円の場合
三
◯
◯
◯
◯
円
ただ、気を付けたいのは、数字が一、二、三などと繋がっている場合です。
1-13番地の場合、漢数字で書くと下記のようになり、手書きだとくっついてしまって、一なのか、二なのか、三なのか、わからなくなってしまいす。
一
|
一
三
そんな時は、【十三】と書くようにしたほうがいいです。
郵便屋さんも読みづらくて誤配になっちゃうかわいそうですからね。
ご祝儀袋に書くときの書き方は?
ご祝儀袋に書くときは、旧字体を使います。
1万円 / 壱萬円
2万円 / 弐萬円
3万円 / 参萬円
5万円 / 伍萬円.....
ご祝儀袋に書くときは、
金
参
萬
圓
と書きます。圓は円でもいいです。
まとめ
ここまで読んでくれてありがとうございます。
「0」と「〇」「零」にてついて書いてみました。
普段、何気なく使っていることも、こうやって、ふと気になるってありますよね?
そう言われてみれば。。。。
ゼロとレイの違い、面白いですよね。
天気予報をしっかり聞いてみようと思ってます
それと日本の漢字の縦書きはとても美しいですよね。
ぜひ、いざっていうときに困らないように、時々、書いてみるのも楽しいかもしれませんよ。お試しあれ