洗濯機の脱水時に異音がするとき、ありますよね。
これは単純に洗濯物が挟まっているか、もしくは洗濯機の本体のトラブルかも。
または排水溝が詰まっている、なんてことも原因かもしれません。
今回の記事では洗濯機の脱水時の異音「キーン・ガタガタ・カラカラ・キュルキュル」の原因と対処法について詳しく紹介していきます。
脱水で異音がするときの原因と対処

脱水で異音がするときの主な原因は以下の通り。
・洗濯物の入れすぎ
・排水溝が詰まっている
・洗濯機の故障
最初の洗濯物の入れすぎはその名の通りです。
つい洗濯が面倒で洗濯物を一気に詰め込んだりしていませんか?
そうすると洗濯機の回転が均等にならなくなり、脱水時の異音の原因になります。
あまり洗濯物を洗濯機に強引に詰め込まないようにしましょう。
2つ目の異音の原因は「排水溝の詰まり」。
排水溝が詰まっているとうまく排水ができず、それが原因で異音になっている可能性があります。
対策としては定期的に排水溝の掃除をしてあげることになります。
重曹やクエン酸などで1ヶ月に1回掃除してあげると安心ですね。
また、洗濯機の脚が排水パイプを潰していた、なんてケースもあるようです。
こんな時は洗濯機を少しずらしてあげましょう。
洗濯機の故障の時の対応は?
脱水時の異音は洗濯機本体の故障の時があります。
主にモーターの故障・ベルトの緩みなど、部品のトラブルがほとんどのようです。
洗濯機を購入してから間もない場合は部品を購入して修理することをおすすめします。
しかし、購入してから7年以上経っている場合は新規で洗濯機購入の方が良いでしょう。
というのも洗濯機の寿命は6~7年と言われているから。
部品交換してもまた違う部品が、なんてことが考えられます。
そのため、新しく購入することをおすすめします。
キーンという音

キーンという音の原因で一番多いのは、「軸受け」と言われるモーターの故障です。
モーターは洗濯機の底にある丸い部分の下にあります。
その部分が故障していると、キーンという音が出るのです。
では自分で対処する方法はないのでしょうか?
1つだけ確認すべきことがあります。
それは「モーター周辺や洗濯機内に異物が挟まっていないか」ということを確認すること。
懐中電灯などを使って異物がないか確認してみてください。
ピアスなどの小さなアクセサリーが挟まっていた、というケースが多いようです。
もし異物がなかった場合、モーターの故障の可能性が高いです。
交換には2万円程度かかるようですので、購入したお店に相談してみてください。
ガタガタうるさい音
カラカラいう音

洗濯槽からカラカラと何かが転がるような音がするときは、洗濯機自体のトラブルではなく先ほど同様に異物の混入の可能性があります。
洋服についた装飾などは洗濯槽にあいた穴に引っかかりやすく、カラカラ音の原因になります。
ボタンのついた洋服などは要注意ですね。
そのまま動かし続けると洗濯槽も装飾も傷めてしまうので、異音が出たらすぐに運転をやめましょう。
異物を取り出して再度洗濯すれば、元通りに動き出すはずです。
物が入っている場合、不規則に音がなるのが特徴。
また、とれやすい部品のある洋服を洗濯するときは洗濯ネットを活用しましょう。
ただし、「ガリガリ」という音が規則的になるときは、振動部分のモーターが故障している可能性もあります。
多くは経年劣化をしているので、交換の必要があります。
キュルキュルいう音

洗濯機からキュルキュルという異音は、中のベルトが経年劣化によって摩耗し、緩んでいることです。
ベルト式の洗濯機はモーターと洗濯槽がベルトによって接続されています。
そのベルトは洗濯物の重量とモーターの高速回転によって負荷がかかっているんです。
ベルトが摩耗していると、その負荷に耐えることができなくなります。
接続しているベルトが緩んでいると、ベルトが滑ってしまい、キュルキュルという異音を発するようになるわけなんです。
したがって、このキュルキュルという音は洗濯機が空回りしている音なのです。
この音の対処法はベルトを交換することになります。
メーカーによって使用しているベルトが異なっているため、修理・交換をお願いすると安心ですが料金が高くなってしまいます。
経費を抑えたい人は自分で交換するのも1つの方法でしょう。
ベルト自体は1000円ほどで購入できますから、自分できるとかなりの節約になりますね。
このとき、安全のために必ずコンセントを抜いて作業してください。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は洗濯機の異音の原因と対処法について紹介してきました。
音ごとに原因が異なってきますから、音を冷静に聞いて対処してくださいね。