一般的にレトルトのご飯の賞味期限は、長いもので製造年月日からだいたい1年前後です。
レトルトのご飯って、レンジでチンとするだけで食べられるものが多いですよね。
忙しいときにわざわざお米を研いで、炊きあがる時間を待って…なんてしなくてもいいんです。
そんなレトルトご飯は、便利なので「たくさんストックしておこう!」と思うことがありますよね。
今回は、つい買いすぎてしまう「レトルトご飯の賞味期限」と、「どのメーカーが賞味期限が長いのか」「期限の切れたレトルトご飯はどうなるのか」を詳しく見ていきましょう。
レトルト・パックご飯で賞味期限が長いものは?

保存方法やメーカーによっても違いますが、高温多湿を避けた場合でほとんどのメーカーは1年前後となってます。
では主なメーカーを挙げて詳しく見ていきましょう。
サトウのご飯の賞味期限
サトウのご飯の賞味期限は2021年現在で賞味期限は1年となっています。
サトウのご飯は「無菌化包装米飯製品」を1988年に製造、発売をしました。
「無菌化包装米飯製品」とは炊飯前のお米を密閉性のある容器に入れて炊飯調理後無菌包装した、または包装後加圧加熱殺菌した米飯類のことです。
そうすることにより、無菌化されて腐りにくくなっているんです。
サトウのご飯の発売当初の賞味期限は6カ月でした。
それが2005年に8カ月、2013年に10カ月、2020年には1年に延長していたんです。
テーブルマークの賞味期限
テーブルマークの賞味期限は白米は10カ月です。
赤飯や麦ご飯などの一部商品で8カ月となっています。
はごろもフーズの賞味期限
はごろもフーズの賞味期限は8カ月です。
レトルトご飯の全てが8カ月になっています。
アイリスフーズの賞味期限
アイリスフーズはうるち米の「長期保存パックご飯」を販売しています。
アイリスフーズの商品でもほとんどが6カ月から13カ月という賞味期限が多い中、「長期保存パックご飯」では3年という保存が可能です。
災害用に開発されたものなので湯せんでも食べることができます。
ただ外袋を開封すると賞味期限は早まるので、開けて一つ一つの保存はできません。
開封したら早めに食べきるようにしましょう。
ウーケの賞味期限
ウーケの全てのレトルトご飯の賞味期限は1年になっています。
先進的な殺菌システムである、クリーンスチームを利用して短時間高温殺菌を行っています。
レトルトご飯は賞味期限切れでも食べられる?

少しの期限切れであれば食べられます。
ただ味は古いお米のような臭いにおいが出てきてしまいます。
レトルトご飯は保存食として棚の奥にしまって、忘れてしまいがちですよね。
でも賞味期限が切れてしまうと美味しくなくなってしまうので、賞味期限は守った方がよさそうです。
パックのご飯が腐るとどうなる?

まずお米の色が黄色くなります。
そしてカビが生えて、すえたような臭いがしてきます。
もっと腐敗が進むと糸を引くようになりますよ。
色や臭いを確認してみましょう。
未開封レトルトご飯の保存方法

直射日光を避けて、高温多湿を避けて常温で保存してください。
意外と間違えやすいのですが、冷蔵庫での保存です。
「食品だから冷蔵庫に入れておけば間違いないでしょ」と思っている人はいませんか?
冷蔵庫に入れるとお米が固くなってしまったり、容器が割れてしまう可能性があるんですよ。
なので、必ず常温保存をしましょう。
まとめ

いかがでしたか。
今回は「レトルトご飯の賞味期限」や「メーカーの賞味期限」、「レトルトご飯が腐るとどうなるのか」を見ていきました。
つい多めに買ってしまうレトルトご飯ですが、賞味期限も1年程度なので買い込みすぎには注意しましょう。
賞味期限を守れば、簡単に美味しいご飯が食べられますよ。