キッシュが固まらない原因はいくつかあります。
生クリームと卵の分量を間違えた。
生クリームの代わりに低脂肪乳を使ってしまった。
パイ生地の空焼きをしなかった。
具材の水分をしっかりとらなかった。
オーブンの癖でレシピの温度ではだめだった。
もし、固まっていなかったら、焼けている部分をアルミホイルで覆って、180度くらいでもう一度、焼いてみます。
フライパンで焼き直したいときは、フライパインにバターを塗り上手に生焼けのキッシュを乗せて、蓋をして弱火で焼きます。
周りのパイ生地がしっかりと焼けているのであれば、焼けていない部分だけアルミホイルを被せて焼けばいいと思います。
蒸し焼きのようにです。
最後の手段は、レンジでしょうか。
「チーーン」・・・ちょっと空しいですが。。
できれば避けたいところですけど、みっちもさっちもいかなくなったら、やってみましょう。
すぐに固まるのでやりすぎないように。。。。
とにかく、慣れるまでは自己流でやらない方がいいですね。
Quiche (キッシュ)で検索すると本場フランスや海外のレシピがたくさん出てきますので、それを見ても楽しいし、参考になります。
言葉わからなくても動画があれば参考になりますよ。
それでは詳しくご紹介しますね。
キッシュの卵液が固まらない原因は?

キッシュの卵液が固まらない原因は、卵と生クリームの量が間違っている。
具材の水分をしっかり炒めるなり、絞るなりしてとる。
始めて作る時は基本のレシピ通りの材料を使いましょう。
生クリームが多かったり、卵が少なかったりとかアバウトにならにようにしましょう。
これをしっかりやらないと、いくら焼いても固まりません。
牛乳でも作れますが、生クリームを使うのが基本ですので用意しておきましょう。
特に牛乳でも低脂肪乳ですと水分が多いのでしっかりと焼けないことがあります。
大事なのが具材から出る水分についてです。
キッシュに欠かせないほうれん草、キノコは水分がすごく出ますので、しっかりと炒めて水分を飛ばしましょう。
私でしたら、炒めた具材をさらにザルに挙げ、ボウルを下にあてて、スプーンで押さえて、とことん水分を残さないようにします。
【生クリームと卵の分量】
18センチの型で焼く場合
卵 3個、生クリーム 300cc
あとオーブンにも癖があるようで、レシピ通りの温度と時間で焼いても、上手く焼けないことが結構あるようです。
周りは焦げてきてるのに中が固まらない場合の対処法

もう焼いてしまっていると「どうしよう~~」って悩みますよね。
生クリームと卵の分量がかなり間違っていると永遠とオーブンでは固まらないことがあります。
あと、あらかじめパイ生地を空焼きしないといけません。
パイ生地を型に広げたらフォークで突いて穴をあけ、クッキングシートを敷いてタルトストーンを敷き詰めましょう。
パイシートが浮かないようにするためです。
重しは、お米や豆で代用することもできますが、タイルストーンは傷むものではないので、1000円くらいで売っているので、一袋用意しておいてもいいでしょう。
でも、焼いてしまってから気がついた場合は、型の周りにアルミホイルで覆って、そういうシリコンツールもあるようですが、それでもう一度焼いてみましょう。180度くらいで。
それでもダメなら、レンジでチンでしょうか。
オムレツみたいになっちゃうかな。
びしょびしょのだれたキッシュを食べるか、諦めてレンチンしたキッシュで我慢するかですね。
こういう風に上手く行かなかったりしたときは、記憶はあてにならないので、しっかりメモしておくことが大事です。
同じことを繰り返さないために、どうしたら上手くいったか、いかなかったかって。
焼いたあと切ったら失敗してた・・レンジ?フライパン?

あるあるですねー。
「わーい、上手にできたーー!」って思ってナイフを入れたら「なんか??へん??」
そして、引き上げると具材がダラ~~とぶら下がってる。
本場のキッシュはパイ生地に具材を乗せて焼くのが基本です。
もし、失敗したときにパイ生地があればフライパンにバター塗って、半生のキッシュを乗せて蓋をするか、アルミホイルで生焼けの中心部分だけ覆うとかして弱火で焼いてみるといいかもしれません。
キッシュ作り・失敗しないコツ

とにもかくにも適当につくらない。
慣れてきてからアレンジしたほうがいいです。
お菓子の作り方に似ているかもしれません。
あと自分の家のオーブンの癖も知っておいた方がいいですね。
パイシートは、あらかじめ型に敷いて焼いておく。
具材は水っぽいものは避け、水分はしっかりと飛ばすなり絞っておきましょう。
具材の入れ方は色々ありそうですが、先に具材を乗せてからチーズを敷き詰めて、卵液を回しかけるといいみたいです。
レシピによっていろいろです。
チーズやほうれん草を一番下に入れることもあるし、卵液と具材を一緒に混ぜてからパイ生地に流し込むやり方もあります。
見てるとグラタンかと思いました。
キッシュは、フランス北東部、ドイツとの国境近くに位置する、アルザス・ロレーヌ地方発祥のの郷土料理です。
ですので、基本は、最後に卵液を回し入れるのが本来の姿だと思っています。
まとめ
たぶん、初めてキッシュを作る人は、想像以上に難しいと思ったのではないでしょうか。
どうしても固まらない。。。
なので、初めはレシピ通りに作る。
いくつかのレシピを見て、共通する部分を参考にするといいでしょう。
*パイ生地は空焼きしておく。
*生クリームと卵の分量は守る。
*フィリング(具材)の水分はしっかりとばす。
生クリームの代わりにスキムミルクでも代用できるようなので、慣れてきたら使ってみてもいいかもです。
私は、キッシュとオムレツの違いって??なんて思ってしまいました。
本場ロレーヌ地方では、温かいものを温かいうちにではなく、キッシュは冷ましてから食べるようですね。
よく写真を見たりするとワインがキッシュと一緒にテーブルに並んでいたりしますよね。
日本でいうおつまみになるのでしょうか。
中の具材は慣れてきたら色々変えてみてもいいのではないでしょうか。
海外の人はニンニクを入れていることが多いように感じます。
オリーブオイル、ハーブなどを使ったりしてオリジナルキッシュを作ってみてくださいね。