アイロンネームシールの剥がし方を紹介しますね。
もともとは剥がすことを前提につくられていないため、基本綺麗に剥がすことは出来ません。
確かに頻繁に洗濯したり、子供が日々走り回っても簡単にははがれませんよね。
しかしどうしてもはがさなくてはいけなくなった状況はあると思います。
そこで比較的、きれいにアイロンネームシールの剥がすことが出来る方法を紹介します。
アイロンネームシールのはがし方・基本編

アイロンネームシールは、はがすことを前提につくられていないため、基本、綺麗にはがすことは出来ません。
きれいにはがすことが出来ませんが、ある程度はがすことが出来ます。
まず、最初に洗濯機で綺麗に洗濯してください。これはアイロンネームに油汚れや絵の具汚れがあった場合、上手くはがすことが出来なくなるためです。
衣類を乾燥させ、アイロンネームシールの部分が乾燥している状態にしてください。
次にいらない白い布を用意します。
白い布はポリエステルは避けてください。ポリエステルはアイロン不可のため、アイロンを長時間しようすると成分が溶け出してしまう可能性があります。
アイロンネームシールがある部分の上から白い布を乗せ、焦げ付かないような温度でじっくりとアイロンネームシールを温めてください。
そうすることによって、シール部分のノリがはがしやすくなります。
ノリが残っている場合は、薬局で売っている消毒用のエタノールを使用してみてください。
いらない布にエタノールをしみ込ませ、ノリ部分に少しづつこすってみると落ちることが多いです。
剥がれないときは上に広告のチラシを

アイロンネームシールの上に、に広告を置いて熱を加えて取る方法もあります。
広告は上質そうなツルツルとした素材を使用して、広告の部分が表のみのものが良いでしょう。
パチンコ屋の広告などは、
裏の白い方をアイロンネームシールに当てて、じっくりとアイロンで熱を加えて温めてください。
基本の方法よりは、簡単にアイロンネームシールを取ることが出来るそうです。
しかし、広告は紙で出来ています。当たり前のことかもしれませんが、布よりは紙のほうが燃えやすいです。
火事には十分注意してください。
広告の白い部分の代わりに、市販のアイロン転写シートでも代用することが出来ます。
ネームシールの裏側から蒸気を当てる(やけど注意)

アイロンネームシールの裏側から蒸気を当てることによって、はがすことも出来ます。
アイロンネームシールは熱でノリを溶かしてはがすことが出来ると言われています。
アイロンネームシールの裏側からアイロンスチームの蒸気を当てることで、はがすことが出来ます。
熱を加えることによって、アイロンネームシールのノリ部分を溶かすことが出来ます。
そのため、ドライヤーで熱を加えても大丈夫です。
最近では、スチーム専用アイロンもありますので気軽に試すことが出来ます。
これまで紹介した方法や、アイロンを直接当てることで布の焦げ付きが心配な方はこちらの方法を試してみてください。
しかし、やけどには十分注意してください。
剥がしたアイロンシールは使える?

アイロンネームシールをはがした後、再利用は難しいです。
はがした後のアイロンネームシールは、ノリがはがれている状態でダメージが多い状態です。再びアイロンでくっつけても、接着力が弱く、すぐはがれてしまう可能性が高いです。
アイロンネームシールであれば、新しいものをつけなおす方がよいでしょう。
しかし、アイロンシールネームではなくワッペンなど布が厚めのものであれば、少し工夫をすれば再利用は可能です。
ワッペンの後ろについているノリを問題なくはがすことが出来れば、はがして汚れもきちんと落として乾燥させてください。
手芸店などで販売しているアイロン接着ノリを準備し、ワッペンの裏側につけて再利用することが出来ます。
お子さんの服がサイズアウトになったため、つけていたお気に入りのワッペンを諦めることなく再利用することが出来ますね。
まとめ
アイロンネームシールの剝がし方についてまとめてみました。
アイロンネームシールは、剝がすことを前提に作られていないため、基本綺麗に剝がすことは出来ない。
どうしても剝がしたい場合、白い布を当て布として用意してアイロンネームシール部分にアイロンで焦げないようにじっくりと熱を加える。
それでも剝がれない場合、白い布ではなくツルツルした上質の紙を使っている広告を当て布の代わりとして使って、アイロンで熱を加える。
アイロンネームシールの裏からスチーム蒸気を当てて熱を加える。ドライヤーでも代用可能。
一度使用したアイロンネームシールは、再利用は難しい。ワッペンなど大きいものは工夫次第で再利用出来る。
最後までお読みいただきありがとうございました。