スポンジケーキの冷まし方のコツはいくつかあります。
「焼き上がったらすぐに取り出す」「早く冷まそうとしない」「高いところから落とす」「上下逆さまにする」
ざっくりですが以上の書いたポイントが、パサつきや乾燥を抑えてしっとりとケーキを仕上げるコツになります。
今回の記事では、スポンジケーキの冷まし方のコツや冷ます時間、型紙を外すタイミングについて詳しく解説していきます。
スポンジケーキの冷まし方にコツはある?
スポンジケーキの冷まし方のコツは以下の通りです。
・焼き上がったらすぐに取り出す。
・早く冷まそうとしない。
・高いところから落とす。
・上下逆さまにする。
この中で一番重要になってくるのが「高いところから落とす」ということです。
焼きたてのスポンジケーキを一度10cm位の高さからトンと落とすようにしてください。
この過程により、スポンジケーキの焼き縮みを抑えることができます。
その後、型から取り外して上下逆さまにしてケーキクーラーや網の上で冷ますようにしましょう。
上下逆さまにする理由は、ケーキの表面が平らになりデコレーションがしやすくなるためです。
また、よりおいしくケーキを仕上げるためにはケーキを冷ましてから1日置いておくことをおすすめします。
これにより、スポンジケーキのキメを落ち着かせることができるからです。
網がない時はどうする?
もしケーキを冷やすための網がない!という場合は以下のアイテムで代用してみてください。
・底の平らなザル
・新聞紙
・クッキングシート
底の平らなザルは、ザルを逆さまにしてその上にケーキを置くだけで代用できます。
しかし、底が少々湿っぽい仕上がりになってしまうため注意しましょう。
新聞紙やクッキングシートはそのまま上に置くだけで代用できます。
しかし、ザル同様に底が湿っぽくなってしまうために時間をかけて冷ました方が良さそうです。
素朴な疑問。ラップは必要?冷蔵庫に入れる?
スポンジケーキを冷ます時間は、「ケーキ生地を直接触ってみて温度が感じなくなるまで」です。
具体的に時間で表すと、3~5時間程度になります。
これがいわゆる「粗熱」というものです。
また、スポンジケーキというのは比較的しっとりした食感が好まれています。
そのような食感にするためにはそこからさらに半日か1日寝かしてあげることが必要です。
自分の好みの食感に合った冷ます時間で作ってみてください。
ところで、スポンジケーキの型紙を外すタイミングはいつが良いのでしょうか。
実はこの外すタイミングによって完成時の形が大きく変わってきます。
型紙を外す最適なタイミングは、「焼きムラ防止のケーキを落とす作業をした直後」。
このタイミングで外すことで、ケーキ生地の粗熱を取っている間に形を整えることができます。
スポンジケーキは水分発散が行われるため、その膨張を妨げてしまう型紙をつけたままだと形崩れを起こしてしまうのです。
そのため、見た目のきれいなケーキを作るためにも焼き上がり直後に型紙をとってあげましょう。
スポンジケーキを冷ますときにラップを活用した方がしっとりとしたケーキに仕上げることができます。
冷蔵庫に入れてしまうと、パサパサとしたケーキになってしまうのでやめましょう。
ではいつスポンジケーキにラップをかけてあげると良いのでしょうか。
タイミングとしてはケーキ生地を手で直接触ってみて、温度を感じなければOKです。
なぜラップをかけてあげることが大切なのかというと、「水分を逃がさないため」です。
スポンジケーキには非常に多くの水分が含まれており、形も崩れやすくなっています。
ケーキ生地を手で触ってみて温度を感じなくなっているとき、余分な水分が抜けて最適な水分量になっています。
ここにラップをしてあげることで水分を維持し、かつ均等に行き渡らせることができるのです。
反対にスポンジケーキを冷蔵庫で冷ましていけない理由は、「水分が奪われる」から。
冷蔵庫の中は乾燥しています。
もしスポンジケーキを入れてしまうと、生地の水分が急に奪われてケーキの表面にヒビが入ってしまうなんてことも。
気温が高く冷ましにくい夏であっても、そのままの状態で冷ますのが一番良い方法です。
冷ます時間と型紙を外すタイミング
スポンジケーキを冷ます時間は、「ケーキ生地を直接触ってみて温度が感じなくなるまで」です。
具体的に時間で表すと、3~5分程度になります。
これがいわゆる「粗熱」というものです。
また、スポンジケーキというのは比較的しっとりした食感が好まれています。
そのような食感にするためにはそこからさらに半日か1日寝かしてあげることが必要です。
自分の好みの食感に合った冷まし時間で作ってみてください。
ところで、スポンジケーキの型紙を外すタイミングはいつが良いのでしょうか。
実はこの外すタイミングによって完成時の形が大きく変わってきます。
型紙を外す最適なタイミングは、「焼きムラ防止のケーキを落とす作業」をした直後。
このタイミングで外すことで、ケーキ生地の粗熱を取っている間に形を整えることができます。
スポンジケーキは水分発散が行われるため、その膨張を妨げてしまう型紙をつけたままだと形崩れを起こしてしまうのです。
そのため、見た目のきれいなケーキを作るためにも焼き上がり直後に型紙をとってあげましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回はスポンジケーキの冷まし方のコツや冷ます時間、型紙を外す最適なタイミングについて紹介してきました。
・スポンジケーキの焼き縮みを防ぐために高いところから落とす。
・直後に型紙を外し、上下逆さまにして冷ます。
・粗熱がとれたらラップをして水分蒸発を防ぐ。
・しっとりとした食感のためには半日から1日置く。
簡単にまとめるとこうなります。
是非今回の記事を参考にしておいしいスポンジケーキを作ってくださいね。