手作りゼリーの賞味期限は冷蔵庫で2日までです。(牛乳を入れたものはもっと賞味期限が早いです。)ですが、アガーをつかったものなら10~2週間ほど持ちますので、材料や道具などの清潔さにに気を付ければ日持ちするものでもあります。
暑くなってくると、冷やしたゼリーが恋しくなる季節ですね。(あれ、私だけ?)
プルプル食感といい、果汁ゼリーだと見た目も華やかですし、コーヒーゼリーや紅茶ゼリーも良いですよね。(食欲落ちる夏でもゼリーは別腹の勢いです。)
そこで今回はそんなゼリーを手作りした場合の賞味期限についてや、日持ちさせる方法、食べごろや、失敗しないポイントをお話させていただきますー。
手作りゼリー・賞味期限の目安は?
手作りゼリーは2日程度と、短いのが難点。だって固まるまで時間を待たなきゃいけないので、どうせなら沢山作って食べたいですよねー。(私だけ?)
残念なことに、きちんと密閉していても賞味期限は変わらないのです。(ゼリーの味が落ちるのと、雑菌が繁殖してしまいます。)
材料に牛乳をいれると1日程度で食べきった方が良いです。(雑菌が繁殖してしまうため。)
日持ちさせるには常温?冷凍?おすすめの保存方法
ゼリーは冷凍保存ができますが、プルプル食感はなくなってしまいます。
ゼラチンでできたゼリーは冷凍可能ですが、プルプルっとした食感はなくなってしまいます。
寒天でできたゼリーも冷凍保存できます。粗熱が取れたら冷凍庫で凍らせます。
アガーでできたゼリーも冷凍出来ます。しかも解凍後もプルプル食感が残ったまま。
10日ほど賞味期限もあります。
で、ところで、アガーってなに?となりませんか?
アガーは海草などの抽出物でできていて、90℃以上のお湯で溶けます。固まり始めるのは30-40℃です。無色透明で食材の色を邪魔しないのも嬉しいポイントですよね。(食品の映え写真を撮っている方、いかがですか?)
冷凍保存する気にはゼリーの入った容器を包み込むようにラップを巻いて密封してください。10日ほどを目安に食べきってくださいね。
冷蔵庫で半解凍にすると、シャリシャリっといい音が聞こえてきます。(お風呂上りにもいいですねぇ。)
食べごろってあるの?
ゼリーは冷やして固まるものですが、冷やす時間が長ければ長いほど締まって固くなってしまいます。
作ってから1~2時間でプルプルした食べごろになりますよー。
ちなみに、生のパイナップルやメロンなどはゼラチンを分解するたんぱく質分解酵素っていうものが含まれているので、固まらないんですって。
材料に気を付けながら、楽しみたいですね。
失敗しない!手作りゼリーのポイント
ゼリーって簡単にできそうなものですよね。
恥ずかしながらお菓子作りは大概に失敗している私。案の定ゼリーでも失敗したので、お菓子作りの好きな友人に相談してみました。
ゼリーの失敗は大体、ゼラチンや寒天が分量に対して少なかったり、よく溶けていなかったり、沸騰させすぎてしまうと固まりにくかったりするんですって。
ゼリーにかぎらず、料理は目分量でやると大概失敗作に…(これも、私だけ?)
失敗してショックを受けていたら、リメイクができるそうなのでそちらも教えてもらいました。(失敗しないポイントよりも失敗したあと、どうするかが大事。)
〇ゼリードリンクとして楽しむ。(固まらずゆるいだけだったら、飲めますね。)
〇シャーベット(カチコチに凍らないのでアイス感覚でも食べれます。)
〇ソースにする(私がつくって失敗したのはオレンジゼリーだったので、杏仁豆腐のソースとして楽しみましたよー。家族に不評だったパイナップルジュースがあるので、失敗したら、ハンバーグのソースにしてハワイアン風に味変してみようと思ってます。)
まとめ
長々とお話してしまいましたが、要点をもう一度。
手作りゼリーは2日を目安に食べきってください。(牛乳を使った場合は1日です。)
保存料を使っていないので、雑菌がはえてしまいます。
固まらず失敗してしまったゼリーは、ドリンクにしたり、シャーベットにしたりと、「ゼリーの予定だったもの」と脳内で変換して楽しみましょうね。捨てるなんてことはせずに、味は変わらず、おいしいですよ。
紅茶やコーヒー、果汁、ゼリーって味も豊富ですし、見た目もきれいで、作った後は冷蔵庫で固めるだけで、見た目涼しげできれいなスイーツですよね。
すこしでも暑い夏を涼しく乗り切れますように。
お読みいただきありがとうございました。