クローゼットは開けっ放しの方がいいと言われる理由は空気の通りがよくなるためです。
空気の通りがよくなることでカビやダニを防いで、手持ちの服を長持ちさせることができます。
着ようと思ってと手に取って、カビがついていたら残念な気持ちになりますよね。
カビのついた服はクリーニングに出すと割高になりますので、服の状態をいい状態に保つことは節約にもつながります。
また衣類についたカビは恐ろしいことに、クローゼットの中にも広がっていきます。
今回はクローゼットの湿気対策をまとめていますので、この機会にクローゼットの中の状態をチェックしてみてはいかがでしょうか。
それでは一緒にみていきましょう。
クローゼットは開けっ放しの方がいいと言われる理由

クローゼットを開けっ放しにするメリットは2つあります。
ほこりがたまるのを防げる
クローゼットを閉めていた方がほこりがたまりにくいと思われがちですが、掃除のしやすさから考えると開けっ放しの方がいいと言えます。
ほこりはカビ、ダニや虫の餌になるので服にダメージを与える原因につながります。
服のためにも、クローゼットは開けっ放しの方がいいというわけです。
空気の通りが良くなる
クローゼットを開けっぱなしにすることで常に空気の入れ替えができます。
空気の入れ替えをすることで、湿気が原因で発生する臭いとカビを防げます。
クローゼットは開けるか閉めるかで迷いがちですよね。
開けっ放しにすることはクローゼット全体に風通しがよくなるので、開けっ放しにしておきましょう。
ただ直接日光が当たる場所は服が日に焼けて色が変わってしまいます。
直接日が当たらない時間帯に開けっ放しにするようにしましょう。
開けっぱなしでも服にカビが生えることがある?

湿度の高い梅雨から夏にかけてはカビが生えることがあります。
この時期はクローゼットを開けっ放しにしておいても、部屋全体の湿度が高いため空気の入れ替えの効果が弱わまります。
そこで服にカビを生やさないためのポイントを3つご紹介しますね。
詰め込みすぎない
服に湿気を含みやすい季節は、服と服の間隔を空けましょう。
服と服の間に空気の通りがなくなると、湿気を含んだ状態になります。
長くその状態が続くと服に湿気がこもりやすくなって、カビの原因になります。
カバーを変える
クリーニングから戻ってきたときのビニール袋は外しましょう。
ビニールをつけたままだと、より湿気をためやすい状態になってしまいます。
不織布のカバーに変えることをおすすめします。
こうすることで、湿気も逃しつつホコリも避けることもできます。
晴れた日に服を干す
どうしても湿気がこもりやすい状態のクローゼットの服は、晴れた日を利用して短時間でも干すようにしましょう。
そのときに服の状態も確認しながら、クローゼットの掃除も一緒にするとほこりも取り除くこともできて効果的です。
湿気対策まとめ・これで湿気を溜め込まない

クローゼットの効果的な湿気対策をまとめていきます。
エアコンのドライ機能を使う
ドライ機能を使うと除湿ができます。
お部屋全体も除湿ができますので、気温と湿気の高いジメジメした季節にはおすすめです。
除湿剤を使う
除湿剤を使うときはクローゼットの奥で下段に置きましょう。
水分の多い空気は重いため下へたまりやすくなります。
また、クローゼットの奥は空気の循環がよくありません。
効果的な場所に除湿剤は置くようにしましょう。
除湿機を使う
クローゼットの大きさや湿度の高さに合わせて選びましょう。
小さな空間向けのコンパクトな除湿機もあります。
あとは先ほどご紹介した、クローゼットの換気や服の詰め込み具合なども組み合わせて取り組んでみてください。
クローゼットの湿気対策グッズ

ここでは湿気対策に使えるグッズをネットショップで見つけたので、ご紹介します。
除湿剤
【ケース販売】 水とりぞうさん 550ml 3個パック×15セット(計45パック)
こちらは置き型の除湿剤になります。
水分の多い空気がたまりやすいクローゼットの下段の奥に使うと効果的。
使用期限がありますので、よく読んで使いましょう。
備長炭ドライペット 除湿剤 湿気取り 脱臭 シートタイプ クローゼット用 2枚入
ハンガーに吊るして使うタイプの除湿剤になります。
脱臭効果もあるので置き型と一緒に使うと効果倍増。
除湿機
アイリスオーヤマ 衣類乾燥コンパクト除湿機 タイマー付 静音設計 除湿量 2.0L デシカント方式 DDB-20
アイリスオーヤマの除湿機の中でも重さが一番軽い商品です。
対応畳数が5畳までの除湿機なので、クローゼット向き。
除湿シート
湿度調整マット 調湿くん クローゼット用 5枚セット 除湿シート 吸湿シート 消臭 ハンガー対応(代引不可)【送料無料】
干すと繰り返し使えるシートで長く使えるので経済的。
服と一緒にハンガーに掛けたり、衣類ケースの中に挟んで場所によって使い分けができて便利です。
まとめ
クローゼットを開けっ放しにすると、風通しがよくなってカビやダニを防ぐことができます。
湿気の多い季節は注意が必要で、水分をたくさん含んだ空気をため込まないことが大切です。
季節の変わり目の衣類整理のときに、今回ご紹介した湿気対策をぜひ取り入れてみてくださいね。