マイタケ、おいしいですが、茶わん蒸しにそのまま入れるのはNGです。
マイタケに含まれるたんぱく質分解酵素。それが、茶わん蒸しを固めるのを邪魔します。
火を通せば問題ないので、茶わん蒸しの具として投入する前に加熱してからいれて下さいね。。
茶わん蒸し、おいしいですよねー。
具材を入れたら、蒸すだけ。
我が家もメニューがお魚だったり、寒いときにはよく食卓に並べます。
そのままだと中々野菜やら魚を食べない我が家の子供たちもなぜか、プリン感覚で完食します。。デザートの位置づけではないんですが。。
さて、そんな手ごろな茶わん蒸しも固まらなかったり、スがはいって見栄えが…となることもあるかと思います。
今回は、茶わん蒸しが固まらない理由、固まらない時の対処方法、マイタケを入れると固まらない訳と、ほかに茶わん蒸しが固まらない具材を紹介します。
茶碗蒸しが固まらない理由は?

さて、そろそろ固まったかなぁと見たら、固まっていなかった時のショックはかり知れませんよね。
そもそもなぜ固まらないんでしょう。
お料理好きな方も、そうでない方もレシピを見て卵Mサイズ1個、見たいにして書いてあるのを見たことあるかと思います。
卵の量って一個一個違いますしね。溶き卵にしてgじゃなくてmlで計算してみましょう。
茶わん蒸しは卵に熱を加えて固めることを利用して作ります。
つまりは、卵やダシの分量が大事。(目分量で作ってた時にたくさん失敗したのです。
簡単そうに見える茶わん蒸し、作るときはとってもデリケートです。)
固まらない時の対処法

固まらなかった時は次回こそ卵やダシの量を調節して・・・いやいや固まらなかった茶わん蒸しのリメイクがあるので、落ち込まずにすてないでぇ!
固まらなかった=水分が多い状態かと思いますので、水分を減らして卵を足しましょう。そして、フライパンで焼いてだし巻きにしちゃえば和食の体裁は守られます。
いや、卵使い切っちゃってもうないんだけど。っていう場合はお吸い物にしたり、うどんのツユにしてもおいしいです。
マイタケを入れると固まらないのはなぜ?

冒頭でもお話ししましたが重要な事なのでもう一度。
マイタケにはたんぱく質分解酵素という成分が含まれています。
その名のとおり、たんぱく質を分解してしまうので、卵が固まりにくくなります。
しかし、茶わん蒸しだから困るのであって、助かるのはお肉。
お得になっている赤みの多いけど見た目固そうなステーキをお皿に移してマイタケと一緒にして2時間ほど冷蔵庫の中で放置。
お肉を焼くとビックリ。柔らかくなっているのです。
しかもマイタケは付け合わせにもなりますからね、嬉しい効果ですよー。
マイタケを茶碗蒸しに使うには?
さて、そんなマイタケに含まれるたんぱく質分解酵素は熱に弱いのです。
茶わん蒸しに使う前に30秒ほど湯がいてから使うのがおススメ。
ただ、マイタケの持つ栄養素が抜け出てしまうのは惜しいところ。
茶わん蒸しに具材として使っていたマイタケが余ったら、キノコご飯や天婦羅、炒め物にもできるので、併せて召し上がれるといいですね。
茶碗蒸しが固まらない具材は他にもある?

マイタケだけにスポットライトを当てましたが、シメジにもたんぱく質分解酵素が含まれています。(マイタケと同じように加熱して使えばOKです。)
あとはキウイフルーツやパイナップルが有名ですが、茶わん蒸しに入れる具材ではないですね。
そうそう、あとは具材の入れすぎにも注意しましょう。
具から、水分が出てしまうので、結果、折角卵とダシの分量を計算しても具材から、水分が出てしまうので、結果、折角卵とダシの分量を計算しても具材からでた水分で多くなると固まらない原因になってしまいます。
まとめ

長々とお話ししてしまいましたが要点をもう一度。
マイタケは最初に加熱をしてから茶わん蒸しに入れないと、たんぱく質分解酵素が働いて固まりません。茶わん蒸しの具材として使う前に30秒ほど湯がきましょう。(熱に弱いため。そうすれば、マイタケ入り茶わん蒸しでも固まりますよ。)
マイタケを入れてなくても、卵とダシの分量があっていないと固まらなかったり、具材が多すぎても固まらない原因になりますので、気を付けましょうね。
固まらなかったと言って捨ててしまうのはもったいないので、お吸い物にしたり、だし巻き卵にしたりと、リメイクを考えてみましょうね。
茶わん蒸しには不向きなマイタケですが、ダイエット効果もありますし、固い牛肉も一緒に冷蔵庫に放置しておくと焼いただけで柔らかくなる優れものです。
お読みいただきありがとうございました。