千切りキャベツは水にさらすと食感が楽しめます。
ただ反対にさらさなければ、キャベツにの栄養をしっかり採ることができます。
家庭によってもそれぞれですが、馴染みのある千切りキャベツについて処理の仕方ってあまり話題にのぼらないですよね。
そこで今回は「水にさらす派」と「さらさない派」の違いを深堀したいと思います。
また、お好み焼きと餃子に使うキャベツの切り方についてもシェアします。
千切りキャベツを水にさらす理由

食感を良くする
キャベツの千切りは切り口から水分が抜けていきます。
それは成分のほとんどが水分であるのが原因。
水にさらした千切りキャベツは切り口から水分が入っていきます。
これにより食べたときに歯切れのいい、千切りキャベツができます。
見た目を良くする
キャベツを千切にすると水分量が少なくなって、しんなりとしてしまいます。
そこで水にさらすことで見た目のいい瑞々しい千切りキャベツができます。
ポイントは、キャベツは数分間冷水にさらすこと。
あまり長い時間さらしてしまうと切り口から栄養素出てしまったり、風味も落ちてしまいますので注意してくださいね。
水にさらしたキャベツ、水切りはどうする?

千切りキャベツのみずみずしさには水分が必要なのはご説明のとおりです。
しかし水切りが不十分でお皿の下に水が溜まってしまう千切りキャベツって美味しくないですよね。
ドレッシングをかけても薄まってしまって、たくさんかけてしまう事になります。
そこでここでは簡単にできる上手な水切りの方法をご紹介しますね。
ストッキングタイプの排水口ネットを使う
水分だけを通す細かい網目の排水口ネット。
意外な使い方ですが、便利なのでおすすめです。
気兼ねなく上下に振って、水切りがうまくできますよ。
ざるを使う
家庭にひとつはあるざる。
ざると同じ大きさ、または少し大きいサイズのお皿やボウルで蓋をして上下に振るだけです。
わざわざ道具を揃えなくても、手持ちのもので工夫して水切りができます。
サラダスピナーを使う
野菜の水切り器具のサラダスピナー。
しっかり水切りをしたい人におすすめです。
サラダスピナーは遠心力を利用して水を飛ば水切り専用器具になります。
くるくるとハンドルを回すタイプが主流で、色味や素材のバリエーションがたくさんあります。
千切りキャベツはさらさない派の意見と理由

栄養素を逃さないため
千切りキャベツを水にさらすと、みずみずしさとシャキッとした歯応えを出すことができます。
しかし、キャベツに含まれている栄養分がさらした水に流れ出てしまう理由から、さらさないという意見があります。
キャベツの栄養成分は水に溶けやすい性質のビタミンCです。
食感も欲しい場合は
キャベツのみずみずしさと栄養素を保つには数分に留めるようにしましょう。
そのときに千切りキャベツは冷たい水にさらすようにしてください。
常温のお水やぬるめのお湯にさらすと、キャベツの切り口から水分を取り込みすぎてしまうためです。
お好み焼きや餃子に使うキャベツは?

キャベツと他の具材が混ざりやすいのはどの切り方でしょうか。
切り方で食感が変わってきますので、説明していきますね。
粗みじん切り
歯応えととふんわりした食感を楽しみたいなら、粗みじん切り。
関西風のお好み焼きで食べ応え優先なら粗みじん切りがおすすめです。
みじん切り
粗みじん切りよりさらに、ふんわり食感が楽しめます。
キャベツの持つ甘みと生地がしっかり混ぜ合わせられるためです。
餃子には一般的に使われる切り方になります。
ざく切り
使用するキャベツが少なく、一番食感が楽しめます。
キャベツメインのお好み焼きならこちらがおすすめです。
千切り
火の通りの早さは千切りが一番です。また一度にたくさんのキャベツを食べることができます。
広島風のお好み焼きで、満腹感優先なら千切りがおすすめです。
千切りが手間という方はスーパーやコンビニで購入できるカットキャベツを使うと便利ですよ。
まとめ

千切りキャベツは水分が大切。
水にさらすことのメリットとデメリットとご紹介しました。
水にさらすポイントは「冷水」と「数分」そして「水切り」。
これらをきちんと押さえておくことでシャキッとした食感で美味しく食べることができます。
また、お好み焼きや餃子に使うキャベツの切り方の違いもご紹介しました。
おいしいキャベツの食べ方の参考になればうれしいです。