ローストビーフって「高級店で出てくるもの」という人と、「自宅で簡単にできるもの」という人に分かれますよね。
実はローストビーフって家でも簡単に作れるんですよ。
ただ、湯煎で失敗しがちなんです。
ローストビーフの失敗は、ほとんどが生焼けなんです。
けれど生焼けのときは、再加熱をしたらいいんです。
方法は「フライパン」「再湯煎」「オーブン」「レンジ」とお家にあるもの、やりやすいものを選んでください。
そして失敗しないためには温度と時間もポイントです。
今回は失敗した時の再加熱方法と、失敗しないための温度と時間を詳しく見ていきましょう。
湯煎に失敗した時の再加熱方法
ローストビーフの湯煎に失敗した時の再加熱方法を順番に見ていきましょう。
フライパン
まずはフライパンです。
フライパンは弱火で熱しておきます。
そしてアルミホイルで包んだローストビーフを入れて、少し焼いたらふたをして蒸し焼きにします。
後は火を止めて冷やしておくだけなんですよ。
再湯煎
ローストビーフをラップで二重に巻きます。
そして、密閉できる袋に入れて、沸騰して火を止めた鍋に投入します。
お肉が浮いてきてしまう場合は、重しを乗せて、全体がお湯に浸かるようにしましょう。
5分から20分、生焼け具合によって湯煎をします。
その後は取り出して冷ませば出来上がりです。
オーブン
オーブンは70℃の余熱で温めておきましょう。
ローストビーフをアルミホイルで包んで焼きます。
70℃でアルミホイルで包めば焼き色がつくことはないので、様子をみながら温めましょう。
少し確認するのが面倒かもしれませんが、コツをつかめば美味しくできますよ。
レンジ
レンジも少し手間がかかるかもしれません。
火がローストビーフの中まで通り過ぎてしまう可能性があるので、こまめに取り出して見る必要があります。
まずはローストビーフの片面を10秒から20秒加熱します。
取り出して、もう片方の面を同じく10秒から20秒過熱します。
けれど、「少し生焼けかな?」と感じる程度のときは10秒より少なくてもいいですよ。
焼き過ぎるともとには戻らないので、何度かレンジを止めて確認しましょう。
湯煎にアルミホイル、ジップロック、どう包む?
湯煎をする前に、フライパンで焼き目をつけるときにアルミホイルで包むと、肉汁が逃げません。
焼くと肉のうまみが出ていってしまいます。
それを防ぐためにはアルミホイルでぴったりと包むのが、おすすめです。
そして、湯煎の時にはジップロックに入れます。
その時に気をつける点は、ジップロックに空気が入らないようにすることです。
空気が入ると、お肉が浮いてきてしまうので、ストローなどで空気を吸いだしてしまいましょう。
ローストビーフ・湯煎の温度と時間
ローストビーフの湯煎は沸騰したお湯を使います。
なので温度だと、だいたい80℃から100℃くらいですね。
しかし、あまりに高温だとローストビーフが固くなりすぎてしまうので、様子を見て80℃くらいでいいかもしれません。
時間は2分から3分が良いですよ。
ローストビーフを湯煎にかける前は、冷蔵庫から出したら常温までお肉を戻しておくことがポイントです。
冷たいまま湯煎をしてしまうと、お湯の温度が下がってしまうので失敗しやすくなります。
お湯につけたら放置でも作れる?
ローストビーフはお湯につけたら、放置でいいんです。
沸騰して火を止めたお湯に入れて、10分から20分程度放っておけば出来上がります。
とっても簡単ですよね。
まとめ
今回は失敗した時の再加熱方法と、失敗しないための温度と時間を詳しく見ていきました。
ローストビーフが生焼けで失敗したと思っても、意外にいろいろな方法で戻せるんですよね。
一番簡単なのが、生焼けだった場合は、また湯煎にかけちゃうのが一番簡単じゃないかと思います。
「失敗した!」と焦らずに、落ち着いて再加熱すれば、美味しく食べられるので大丈夫ですよ。