生チョコを冷やす時間は基本的なものだったら1~3時間で大丈夫です。ただ冷やす時間ってレシピによって違いがありますよね。
普通のチョコだと10分から20分程度です。生チョコを冷蔵庫で冷やす場合はチョコよりもだいぶ長くなりますね。
「レシピによって書き方が違うけど、なんでなの?」「生チョコを冷蔵庫で冷やす時間はどれくらい?」「他のお菓子を作るときは冷やす時間は違うの?」という疑問を詳しく見ていきましょう。
冷やす時間は冷蔵庫で1時間?一晩?
冷蔵庫で冷やすのは1時間でも十分です。レシピによっては一晩(8時間)と書いてあるものもあるので、レシピがある場合はそれを守ってください。
なぜそんなら差があるのかというと、生チョコのサイズや入っている材料によってなんです。けれど基本的な生チョコだったら1時間から3時間でいいんですよ。あとは好みの堅さになったら取り出せば大丈夫です。
柔らかめが好きなら1時間半、しっかりした歯ごたえが好きなら3時間くらいを目安にして、様子を見ながら冷やしてください。
一晩というのは、作るお菓子の材料のせいなんです。例えばはちみつや、ホワイトチョコ、牛乳を加えてたりするときですね。これらは固まりにくいので一晩と記載されていることが多いです。
冷ましすぎはよくない?
冷ましすぎてはよくないです。なぜかというと生チョコ内の油脂分が固まりすぎてしまい、口当たりが悪くなってしまうからです。
生チョコと言えば、あのトロっとした食感が魅力ですよね?それがなくなったら生チョコと言えません。
ポイントとしては冷やすときは必ずサランラップで密閉するようにしてください。におい移りを防いでくれ、生チョコの表面を乾燥させることがなくなりますよ。
ちゃんと覆わないと水滴が表面についてしまって、「ブルーム現象」という白い斑点がでるようになってしまいます。
もし冷ましすぎてしまってもサランラップをしているだけで口当たりが違ってきますよ。
短縮に冷凍庫で冷ますのはOK?
時間短縮に冷凍庫で冷やすことは1時間くらいなら問題ありません。
しかし、注意してほしいのが、冷凍庫だと急激に温度が下がるので「表面が滑らかにはならない」「水分や霜がつくことがある」「冷凍庫から取り出したらすぐ溶けてしまった」なんてことが起こる可能性があります。
もし、時間を忘れてカチカチに凍ってしまったときですが、決して常温には置かないでください。「忘れてた!」と焦っているとつい外に出しておきたくなりますよね。実はこれが一番やってはいけない解凍方法なんです。
温度変化で生チョコの表面が結露してしまいます。まずは冷蔵庫の野菜室で解凍するようにしましょう。その後野菜室から出して、涼しい場所でゆっくり解凍してください。
急激な温度変化はお菓子にはよくないんですよ。
冷やしすぎはよくないの?1日置いておくとどうなる
生チョコは密閉できていれば冷やしておいて大丈夫です。
生クリームを使った手作りの生チョコは賞味期限2日から3日と短めです。しかし作ってすぐに食べるよりも1日くらい冷蔵庫で冷やした方が、味がなじんで美味しくなるんです。
注意点は常温や暖かい部屋に置いておかないことです。
空気中に漂っている菌が繁殖してしまうのでやめましょう。
生チョコケーキ、生チョコタルト、作るお菓子で冷ます時間は変わる?
お菓子によって冷蔵庫で冷やす時間は変えてください。
代表的な生チョコを使ったお菓子を3つ挙げて、冷ます時間を見てみましょう。
生チョコケーキ
3時間から半日冷蔵庫で寝かしましょう。
もし、生クリームや牛乳を多めに入れるんであれば、しっかりと半日は冷蔵庫で冷やした方がいいですね。
生チョコタルト
1時間半から3時間が基本です。
長くても問題ないので、好みの固さに調整してください。
ただ「ドロドロっぽいかな?」と思った場合は、切り分けた瞬間に生チョコが流れ出てきてしまうので、注意が必要です。
生チョコトリュフ
生チョコトリュフは長く冷やしすぎると、丸めにくくなるので30分から1時間を目安にしてください。
柔らかすぎると手についてしまいますし、冷やしすぎると滑らかな円形になりません。「柔らかいかな」と思ったら手を氷水で冷やすなど工夫をしましょう。
まとめ
生チョコを冷蔵庫で冷やす時間は入れる材料によって全然違いますよね。
しかし基本は1時間から3時間なので、好みの固さになるように様子を見ながら冷やしてください。
「見た目もきれいに作りたい」「冷凍庫から取り出す時間忘れちゃいそう」と言う人は冷凍庫ではなく、冷蔵庫に入れた方が安心ですね。