ご飯を冷凍するとき、タッパーを使用している人が多いかもしれませんが、実はラップを使うのもおすすめです。
洗い物が出ないので片付けが楽ですし、解凍したときに美味しく食べることが出来るからです。
巷では「冷凍ご飯を保存するときに容器を使うのはやめます!」とラップ保存派の人が急増しているんだとか…
今回はそんなラップ保存のメリットや、ご飯を温める際のコツを詳しく紹介していきたいと思います。
ご飯の冷凍って容器はタッパー?ラップ?

タッパーを使った保存のメリットとコツ
冷凍ご飯をタッパーで保存するメリットは2つあります。
まず1つは「形を崩さずに保存できる」という点です。
ラップと違って自分の手でまとめる、という作業が無いので、米粒を潰すことなく保存することが出来ます。
2つ目は、「電子レンジで加熱するときに楽」という点です。
タッパーが電子レンジ対応の場合は、冷凍庫から出してすぐそのまま温めることが可能です。
また加熱が終わった後は、保存容器からそのままご飯を食べれば食器替わりにもなります。
保存のコツは、「なるべくタッパーいっぱいにご飯を詰める」ことです。
隙間がある状態で冷凍するとそこに霜がついてしまいせっかくのご飯の味が悪くなってしまうのです。
保存容器を使って冷凍する場合は、なるべくご飯をたくさん詰め、密閉するよう心がけましょう。
ラップを使った保存のメリットとコツ
では、ラップを使ってご飯を保存するメリットは何なのでしょうか。
大きな利点としては2つあります。
1つは、「片付けが楽」という点。
タッパーを使うと、どうしてもごはんを出した後容器と蓋を洗う必要が出てきますが、ラップで保存すればその手間を省くことが出来ます。
そしてもう1つのメリットは「解凍したときに美味しく食べられる」という点です。
タッパーに入れたご飯を解凍しようとすると、上の方は温かいのに底は冷たかったり、解凍ムラが出来てうまくいかなかったりしますよね。その結果下の方に水分が偏って、せっかくのご飯がべちゃっとしてしまうことも…
ラップに小分けしたご飯であれば、そういった心配もなく美味しく温めることが出来ます。
ラップ保存をするときのコツは「なるべく熱いうちにご飯を包む」ということ。
ついつい粗熱を取ってから保存したくなりますが、お米は冷めると水分が逃げてしまい、味の劣化に繋がるのでこれはNGです。
また、解凍するときムラがないように、一度に温めやすい量を平たく包むようにするといいでしょう。
冷凍ご飯の保存容器やめます!という人急増中な理由

最近は「冷凍ご飯の保存容器やめます!」という人も増えているようです。
理由としては上にあげたものももちろんですが、何より「タッパーの保管が不要になる」というのが大きそうです。
タッパーって小さいものでもかさばるし、使った後も保管場所を確保するのが結構大変だったりしますよね。
ラップを使えば、もう容器をどこに置いておこうか悩む必要もないですし、キッチン周りをすっきりさせたい人にはうってつけというわけですね。
冷凍ご飯を温めるのにコツはある?

冷凍ご飯を温める際、加熱の途中でご飯をほぐすとふっくらと仕上がります。
まずはラップのままターンテーブルの上で解凍し、一度取り出してご飯をほぐし、お茶碗などに盛り付けてラップをかけてもう一度温める、という方法がおすすめです。
また、何人分かご飯を用意したいときは、面倒かもしれませんが解凍ムラを防ぐために一食分ずつ温めるようにしましょう。
まとめ

手間が少なく、美味しくご飯を解凍することが出来るラップ保存。
ほとんど毎日食べるものだからこそ、その保存方法は大切になってきますよね。
「これまでご飯を冷凍するときにタッパーや保存容器を使っていた」という方も、これを機にラップ保存も試してみてはいかがでしょうか。