玉ねぎ臭い手は、お茶やレモンでとれるんですよ。
部屋の匂いを消すには重曹水や食塩水がおすすめです。
玉ねぎは、料理をする人からしたら、サラダにも、汁物にも、副菜にも、主菜にも使える万能な食材ですよね。
スーパーでも安かったら「とりあえず買っておこう」ってなりませんか?
冷蔵庫に入れておけば意外に日持ちしますよね。
けれど料理後の玉ねぎの臭いって結構残ります。
今回は「調理後の玉ねぎ臭い手や部屋の匂いを消す方法」を保存版として見ていきましょう。
玉ねぎ臭い手の匂いを消す方法

玉ねぎ臭い手の匂いを消すには「お茶」「レモン」「食塩水」がおすすめです。
では、それぞれ見ていきましょう。
一つ目はお茶です。
お茶には「茶カテキン」が多く含まれています。
この「茶カテキン」が玉ねぎ臭のもととなる成分を中和して、殺菌・抗菌・消臭してくれるんです。
なんと、大量のカテキンがあれば、納豆菌や乳酸菌まで殺菌することができます。
使い終わった茶葉で大丈夫なので、よく手にこすりつけるようにして洗ってみてください。
お茶は紅茶の葉でもティーパックでも大丈夫です。
二つ目は「レモン」です。
レモンって爽やかな香りがしますよね。
その香りにこそ「リモネン」という成分が含まれているんです。
皮に多く含まれる成分なので、レモンを使う場合は果実ではなく皮を使いましょう。
皮で手をよくもんでください。
玉ねぎの臭いがなくなります。
三つ目は「食塩水」です。
両手がすっぽり入る容器を用意してください。
そこに手が浸る程度の水を入れます。
次に塩を大さじ3杯入れ、混ぜながら手を浸します。
3分から5分くらい、塩と水をかき混ぜるように手をつけておくと臭いが消えますよ。
加熱調理のあと部屋の匂いが気になる時は?

加熱調理あとの部屋の匂いが気になる時は「重曹水」を使いましょう。
玉ねぎの臭いが部屋中に充満する理由は、玉ねぎを切った手で他のものをさわるからです。
もちろん玉ねぎの汁が飛び散ることもあります。
しかし、臭いのついた手で、冷蔵庫や調理家具など触っていませんか?
それが玉ねぎの臭い成分をあちこちにつけてしまう原因なんです。
消臭対策として重曹水の作り方ですが、スプレーボトルに200mlの水と小さじ2杯の重曹を入れてよく振ってください。
これだけで消臭スプレーが完成します。
あとは部屋中に振りかけてください。
さわったと思われる部分は特に念入りに振りかけましょう。
そもそも玉ねぎの匂い成分って何

たまねぎの匂い成分は「硫化アリル」というものなんですよ。
生で食べるとより強く感じる独特なねぎ臭さや、辛みのもとになるものです。
しかし、とても健康には良いもので、血液をサラサラにしてくれて「血圧を下げる」「動脈硬化の予防」「中性脂肪を下げる」というような効果があるんです。
冷蔵庫が玉ねぎ臭いときの対処法

冷凍庫が玉ねぎ臭いときの対処法ですが、「重曹」や「コーヒーの豆のかす」がおすすめです。
もちろんスーパーで「冷蔵庫の臭い取り」が売っているのでそれを使うのもいいですが、重曹なら粉のままふたをあけた容器に入れておくだけです。
もしこぼれるのが心配な人は、サランラップにフォークなどで穴をあけて被せてみてください。
容器の8分目を目安に重曹を入れれば、それだけで十分臭いをとってくれます。
他にもコーヒーをフィルターでこしたあとのかすも、お茶パックなどに入れて冷蔵庫に置いておくと脱臭効果がありますよ。
まとめ
いかがでしたか。
意外に長く臭ってしまう玉ねぎの匂い。
手や部屋についてしまうとなかなかとれませんよね。
そんな時は手には「お茶」「レモン」「食塩水」を試してみてください。
部屋と冷蔵庫内には「重曹」を活用してみましょう。
それで調理後の匂いは軽減されますよ。