電子レンジが途中で止まるときは、本体に電力がきちんと流れているか確認することが大切です。
基本的なことをチェックすると原因と対策がわかります。
ただ本体の故障や寿命の場合もあるので、その際は買い替えか修理か見極めるポイントも知っておく必要があります。
今回は電子レンジの不具合から寿命と買い替えのサインまで詳しくシェアしています。
電子レンジが途中で止まる、いきなり切れるのは寿命?

電子レンジの寿命は10年ほどです。
ただ、使い方によっては早くに寿命がきてしまうこともあります。
ここでは電子レンジを10年も使っていないのに、途中で止まったりする場合に考えられる原因をいくつかご紹介します。
電気の使いすぎ
エアコンなど電力消費の大きい家電と同時に使っている場合は、家の電力が不足して電子レンジの動きが不安定になることがあります。
周波数が合っていない
電子レンジを含む家電製品には電源周波数があります。
電源周波数は電力会社から家庭に供給されている電気です。
日本では西側で60Hz、東側で50Hzと2種類あります。
地域の周波数に合っていなものを使うと、うまく動かなくなるので気をつけましょう。
コードの不具合
電子レンジのコードにうまく電気が流れていないと途中で止まったりします。
コードを極端に曲げて場所がないか確認してみましょう。
すぐ止まるのも原因は同じ?

電子レンジを使ってすぐ止まる原因は電力不足が考えられます。
電子レンジは家電の中でも消費する電力が高いため、電力不足の状態になりやすいです。
特にタコ足配線は電力を、他の家電とも電力を分け合って使っています。
ひとつのコンセントから電力を使いすぎると発火の恐れがあり、火災の原因につながりますので気をつけましょう。
消費電力の高い電子レンジは、コンセントから直接電源を取ることをおすすめします。

途中で止まるときの対処法

電子レンジが途中で止まるときは、コンセントの差し替えをしてみましょう。
違うコンセントにプラグを差して、電子レンジがうまく動くか確認してみてください。
うまく動くようであれば、コンセント側が原因と考えられます。
もし、違うコンセントにプラグを指しても電子レンジの不具合が変わらないようであれば本体の故障の可能性があります。
その場合はメーカーや電気店に修理をお願いするか、買い替えを検討してみましょう。
これが起きたら電子レンジ買い替えのサイン

寿命の目安となるサインにはどのようなものがあるのでしょうか。
それでは確認していきましょう。
サインその1:温まりにくくなる
温まらない回数が増えてきたなら、買い替えの時期です。
なかなか温まらないけど、もったいないからとそのまま使っていると突然故障して動かなってしまうケースもあります。
サインその2:途中で止まることが増える
きちんとした環境で使っているにも関わらず、この状態が多くなる場合は買い替えを考えましょう。
普段使いの電子レンジが突然動かなくなってしまうとあわてることになるので、早めに検討しておきましょう。
サインその3:操作ボタンが動かない
電子パネルなど電子回路の故障も買い替えの時期と考えましょう。
スイッチが入らない、反応が鈍くなったなどの症状が出てきます。
使用年数が浅ければ、修理か買い替えかで悩んでしまいますよね。
電子レンジに不具合が起こったら、ここでご紹介したポイントで買い替えの時期を参考にしてみてください。
ピピピ音は勘違い?
電子レンジから突然ピピピっという音がして止まってしまう。そういった場合はすぐにメーカーに問い合わせましょう。
電子レンジは、個人で修理しようとしてはいけない家電トップクラスです。
可能性として「勘違い」ということもあるようです。例えば動かしてないのにピピピっと音がする。電子レンジから聞こえる。
そう思ったものが、実は火災報知器の電池切れだった、という話もあります。
もしもピピピ音がしたときに電子レンジを使っていなかった、というのであればキッチンの火災報知器もチェックしてみてください。
まとめ
電子レンジが途中で止まる原因は電力にありました。
ひとつのコンセントから使える電力を使いすぎていないか。
地域の周波数に合わない電子レンジを使っていないか。
コードに不具合がないか。
電子レンジに電気がきちんと流れていることがポイントでしたね。
そして電子レンジの寿命は10年ほどで、その買い替えのサインとして3つご紹介しました。
温まりにくくなったり、途中で止まることが多くなったり、操作パネルの反応が鈍くなったら買い替えをおすすめしました。
電子レンジも安くない家電です。
購入したらできるだけ長く使いたいものですが、調子が悪いかな?と思ったら参考にしてみてくださいね。