【自至】 意味と読み方・具体的な書き方まで全部解説

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自至の読み方は「じし」です。

「期間の始まりと終わり」を意味する言葉なんです。

「自」「至」と書いてあるのを目にすることも結構ありますよね。

「自」の読み方は「じ・より」があって、「至」は「し・いたる」という読み方があります。

ではどのようなときに「自至」を使うのでしょうか。

意外に知らない「自至」の意味や、言葉の由来があるんですよ。

今回は「自至」の意味と読み方、具体的な書き方まで詳しく見ていきましょう。

目次

自至の意味は〜から〜まで

自至の意味は「~から~まで」と、期間や区間を表す言葉なんですよ。

ではそれぞれの漢字について見てみましょう。

まず「自」についてですが「~から」という出発を意味する言葉です。

続く語が、場所・時間についての起点であることを示します。

次に「至」は「~まで」です。

(ある範囲・状態・段階に)及ぶ、到着する、ゆきわたる、ことを示します。

つまり「自至」とは「ここからここまでですよ」という範囲を伝えているんですね。

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自至とは?由来を解説

自至とは「期間の始まりと終わり」を意味する言葉です。

「自至」と言う言葉自体は、辞書にには載っていないので注意が必要です。

「自」と「至」と分けて考えてください。

「自至」という言葉があると思っていると、いざ探そうとしたときに見つけられませんよ。

「自」の漢字は多くの意味があります。

一つ目が「みずから」、自分のことですね。

二つ目が「おのずから」、ひとりでにの意味です。

そとて三つ目の「よる」は基づく、用いる、始まりを表すことです。

「自」の由来は、象形文字で「鼻」の形から来ているんです。

「鼻」から転じて「自分」を表して「ここから」という自分の立ち位置を示す言葉になったのです。

ここでは三つ目の「よる」のことですね。

では次に「至」の漢字の意味を見ていきましょう。

一つ目が「いたる」、到着することです。

二つ目が「いたす」、極めることです。

三つ目が「いたれる」、極限にたっすることです。

そして四つ目が「いたって」、この上なくという意味になっています。

「至」は「矢が地面に到達する」という象形文字から来ています。

なので、「至」はそのまま一つ目の「到着点」という意味で使われます。

「自至」の書き方・履歴書などでの使われ方

次に「自至」の書き方・履歴書などでの使われ方です。

「自至」という言葉を一番初めに見るのは履歴書が多いのではないでしょうか。

「学歴」や「職歴」の欄ですね。

期間のところに「自 〇年〇月」「至 △年△月」と書いてある履歴書を見たことがありませんか。

これは「〇年〇月」から「△年△月」の期間そこに在学・在職していたということなんです。

「自 〇年〇月」が入社(入学)、「至 △年△月」が退職(卒業)ということですね。

時間や期間を表すときの使い方

時間や期間を表すときの使い方ですが、間違えやすいことがあります。

通常「自至」が書かれていない履歴書では「〇年〇月 入社」「△年△月 退職」と書きますよね。

しかし「自至」が書かれている履歴書では「入学・入社」「退職・卒業」は書きません。

「自」から「至」で、すでに「ここから」「ここまで」の意味なので必要ないんです。

ただし、「在学中・在職中」の場合は「自至」が書いてあっても、「入学・入社」「卒業見込み・在職中」は書いてください。

まだ「そこにいる」時は「入学・入社」「卒業見込み・在職中」を書くのが正式なので注意が必要ですね。

少しややこしいですよね。

まとめ

いかがでしたか。

今回はよく見るけど使い方、読み方のわかりにくい「自至」について見ていきました。

履歴書や会社の書類で、意味が分からないと恥ずかしいですよね。

書き方を間違えないためにも、しっかりと意味を確認して使ってくださいね。

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