インスタントコーヒーの見た目の変化の原因は湿気です。
白くなっていたり、黒くなっていたり、固まっていたりと見た目はそれぞれ。
これらの違いは何なのか?
ひょっとして腐ってる??
飲めるの???
今回はこれらの疑問も含めインスタントコーヒーの見た目の変化の理由、対処法などシェアしていきます。
カビみたいな白いものは何?

カビのように見えますが、実際はカフェインの結晶です。
インスタントコーヒに含まれるカフェインは湿気を含むと白く表面に浮き出てきます。
カビではないので、もちろん飲むこともできます。
瓶のフタをしたまま振ってみて、元に戻る場合もあるので試してみてください。
ただ表面が白い状態は風味が落ちている目安になりますので、そのまま長く放置するのはおすすめできません。
開封したら、しっかりフタは閉めて1ヶ月程度で使い切るようにしましょう。
黒い固まりはカビ?

答えは「カビ」ではありません。
インスタントコーヒーには含まれる水分が少ないないため、カビが生えることはありせん。
このような状態になっている原因は湿気です。
インスタントコーヒーの表面が黒いものは白いものと同じで、カフェインの結晶です。
白い色と黒い色のこの2つの違いは湿気の量。
白い色よりさらに湿気を多く含んで黒い色になります。
飲むのに問題はありませんが、黒い色のインスタントコーヒーは風味がかなり落ちている状態といえます。
保存しておくと固まる理由

やはり湿気が原因です。
インスタントコーヒーは湿気を吸うと白くなったり、黒くなったり、そして固まったりと表面に変化が現れます。
実際にはカフェインの成分が結晶化しただけですので、飲むのには差し支えありません。
しかし風味が落ちて本来の味を楽しむことはできません。
湿気をなるべく避けるために気をつけたいポイント
・濡れたスプーンを使わない
コーヒーの分量を測ってカップに入れるとき、濡れたスプーンを使っていませんか?
容器の中に湿気が移って、結晶化が早める原因になりますので注意しましょう。
・高温多湿な環境に保存しない
夏場はインスタントコーヒーが固まる確率が高くなります。
夏は冷たい飲み物が好まれるということもあり、初夏に開封してそのままの状態で保存というケースが多いようです。
インスタントコーヒーを使い切るポイント
・ゼリーなどお菓子の材料として使ってみる
インスタントコーヒーが飲みきれないようでしたら、ゼリーにするなど楽しみ方を工夫して使い切るようにしましょう。
・コーヒー染めに使ってみる
DIYで木材をヴィンテージ風にリメイクできます。色合い豊かな雰囲気あるインテリアが楽しむことができます。
固まって飲むのはちょっと、と思ったら材料として使ってみるアイデアもあるので試してみてくださいね。
インスタントコーヒーが腐るとどうなる

結論から言うと、腐ることはありません。
ただ、見た目や臭いと味に変化が出てきます。
・蜘蛛の糸のように表面が白くなっている
・溶けているように見える
・固まっている
・変な臭いがする
・味に違いがある
水分が少なく乾燥しているインスタントコーヒーは腐ることはありません。
ただ、これらの状態で飲むのは、ためらってしまいますよね。
インスタントコーヒーも食品なので痛みます。
瓶や缶のおしゃれで使い勝手のいい容器で保存するのを考えてみるのも良いかもしれません。
他の食品と同じように、開封したら早めに使い切るようにしましょう。
まとめ
インスタントコーヒーの見た目の変化はインパクトが大きいですよね。
カビなのかと思いがちですが、成分が結晶化しているだけで飲めることもわかりました。
少し驚きですよね。
乾燥状態のインスタントコーヒーは腐ることはないものの、食品なので開封したら1ヶ月以内に使い切るのをおすすめします。
風味が落ちないうちに、コーヒータイムを楽しんでほしいです。