ヘーゼルナッツとマカダミアナッツは、名前も見た目も似ていますが、全く違うナッツなんです。
主な産地、栄養価、食感、味、使用方法なども違います。
ヘーゼルナッツは95パーセントがトルコが原産地で、食感は噛み続けるとクリーミーになっていきます。
カロリーと脂肪は非常に高く、ビタミンB群も非常に高いんですよ。
一方マカダミアナッツはオーストラリアが原産地です。
食感は柔らかく、しっとりとしています。
こちらもカロリーは高く、タンパク質、ビタミンも豊富に含まれています。
しかし見た目は、どちらも固い殻に包まれていて、殻の状態だとナッツに詳しくないと見分けがつきません。
なので、ヘーゼルナッツを買おうとして間違えてマカダミアナッツを買ってしまった、というミスがあったりします。
今回はヘーゼルナッツとマカダミアナッツの違いを分かりやすく紹介していきましょう。
ヘーゼルナッツとマカダミアナッツの違い

ヘーゼルナッツとマカダミアナッツの違いは、主な産地、栄養価、食感、味、使用方法なんです。
ヘーゼルナッツは主な原産地はトルコなんです。
栄養価が高く、老化防止、生活習慣病予防にも効果があります。
そのまま食べるよりは、お菓子やアイスなどのフレーバーとしてなじみがありますよね。
マカダミアナッツはオーストラリア原産で、効能は生活習慣病予防や肌荒れ改善効果、美容効果、疲労回復効果と多岐にわたります。
こちらもチョコレートやお菓子に混ぜたり、またはそのまま食べたりします。
ヘーゼルナッツとは・特徴と栄養

ヘーゼルナッツは高い栄養価が特徴の1つです。
ビタミンEや鉄分が特にたっぷり含まれているので、生活習慣病や老化防止の効果が期待されます。
食物繊維やミネラルも豊富なので便秘や骨粗しょう症の予防にもなりますね。
マカダミアナッツとは・特徴と栄養

マカダミアナッツの特徴では、不飽和脂肪酸が豊富に含まれています。
なのでコレステロールの上昇を抑えてくれ、生活習慣病予防にもなります。
またパルミトレイン酸が含まれているので肌荒れ改善効果があります。
植物性たんぱく質のアンチエイジング効果で美容効果も高く、ビタミンB1による疲労回復効果もあるんです。
食物繊維やミネラルも豊富で、便秘や骨粗しょう症の予防にもなります。
ヘーゼルナッツと似た効果も多いですね。
しかし、ヘーゼルナッツよりも万能な栄養なのがわかりました。
殻付きマカダミアナッツの割り方と食べ方

マカダミアナッツの殻は、実はとても固いので、専用の器具がないと割るのは難しいんです。
トンカチで割る方法もありますが、中の実まで割れてしまいます。
なので、たくさん殻付きのマカダミアナッツを食べるようなら、専用の器具を買うのもいいですね。
殻割り機でも結構時間がかかったり、体力を使うので、もしあまり食べないようなら、むかれたものを買うのがいいかもしれません。
マカダミアナッツは生でも食べることはできます。
けれど味があまり感じられないという理由から、ローストする食べ方が一番多いですね。
簡単なのはフライパンにバターを溶かして、そこにマカダミアナッツを投入して炒る方法です。
またはマカダミアナッツを半分に切って200℃に熱したオーブンで10分ほどローストします。
取り出したら塩を振りかけて、冷めてから食べてみましょう。
買ったものとはまた違って感動するかもしれませんよ。
ヘーゼルナッツオイル・マカダミアナッツオイルの効能
ヘーゼルナッツオイルの効能は「生活習慣病予防」「動脈硬化予防」「脳卒中予防」「血行の促進」「美肌効果」が挙げられます。
オレイン酸や、ビタミンE、ビタミンBなど多くの栄養が入っています。
マカダミアナッツオイルも美容にとても効果があります。
「保湿作用」「皮膚軟化作用」「鎮静作用」「老化防止作用」です。
どちらもとても健康に必要なものですね。