開封後使い切ることが出来なかったトマト缶は、容器に入れ替えて冷凍庫で保存するようにしましょう。
「トマト缶って日持ちしそうだし、冷蔵保存でも良いんじゃないの?」と思われがちですが、実は開封した後は意外と足が早いので、冷凍保存がおすすめなんです。
また、缶に入れたままだと密閉が出来ず、金属の匂いが移ってしまう可能性があるので、保存するときはタッパーやジップロックなどに移し替えるようにすると良いでしょう。
今回は、保存方法の詳細や、トマト缶の種類の違いなどを紹介していきたいと思います。
トマト缶の保存方法はタッパーやジップロックで冷凍

調理後に余ったトマト缶は、タッパーやジップロックなどに入れて冷凍保存しましょう。
缶に入れたままにしている人もいるかもしれませんが、金属の匂いが移ってしまいせっかくのトマトの風味が損なわれる可能性があるので、これはNG。
また、缶に入れた状態だと密閉が出来ないため、腐敗が早く進んでしまうこともあるんです。
美味しい状態のまま保存するためにも、少し面倒かもしれませんが保存容器に移し替えるようにしましょう。
開封後の保存期間、1週間くらい大丈夫?冷蔵と冷凍の違い

トマト缶は缶詰に入っているので長持ちしそうなイメージがあるかもしれませんが、それはあくまで未開封の場合の話。
開封した後は意外と傷みやすく、冷蔵保存だと実は2,3日しか持ちません。
ですので、「トマト缶を開けたものの、しばらく使う予定がない!」といった場合は冷凍保存がおすすめです。
また、冷凍で保存する場合も味の劣化を避けるために、1か月を目安に使い切るようにすると良いでしょう。
そもそもホール缶とカットの違いは?保存料など入ってる?

トマト缶を買う際、「ホールとカットってどう違うんだろう?」と悩んだことはありませんか。
いずれも水煮されたトマトが入っているという点は共通していますが、下記のような違いがあるんです。
ホール缶・・・トマトがまるごと入っている
カット缶・・・サイコロ状にカットされたトマトが入っている
どちらも名前のとおり、と考えれば区別がつきやすいかもしれませんね。
ホール缶はトマトがそのまま入っており実が崩れやすいため、ハヤシライスのルーやミートソースなど、煮込み料理に適しています。
反対にカット缶のトマトは既にダイス状に加工されており煮崩れしにくいのが特徴ですので、ミネストローネなどトマトの形をそのまま活かした料理を作る際はこちらを利用すると良いでしょう。
また、多くのトマト缶は保存料としてクエン酸が使用されていますが、人によってはこれによって酸味が強いと感じる場合も。
最近はクエン酸不使用のトマト缶も販売されていますので、気になる方はチェックしてみてくださいね。
200gのトマト缶ってある?
スーパーなどで売られているトマト缶は400gのものが多いですが、使い切れずに困ったことがある人もいるのではないでしょうか。
そんな人におすすめしたいのが、紙のパックなどに入っている200グラムのトマトピューレです。
一般的なトマト缶の半分ほどの量なので、「一人暮らしの1回分の料理に使いたい!」なんて時にもぴったりですよ。
「いつも買ってるトマト缶だとつい余らせてしまう、、、」という方は、是非使ってみてくださいね。
まとめ

スーパーなどで比較的安価で手に入りやすく、料理でも何かと出番の多いトマト缶。
開封した後は思いのほか腐敗が早く進んでしまうので、一度で使い切れないときは味の劣化を防ぐためにもタッパーやジップロックに入れ替えてから冷凍保存するようにしましょう。
今回紹介したコツを押さえて、トマト缶を美味しく保存し、上手に活用してみてくださいね!