べっこう飴が固まらないのには原因があります。
しかし、注意することで美味しいべっこう飴を作ることができるので、今回は注意すべきポイントについて紹介していきます。また、もし失敗してしまってもリカバリできる可能性があるので諦めないで試してみてください。
レンジやフライパンで簡単に作ることができるので、お子さんと一緒に作ってみるのもオススメです。アレンジすることで、様々な種類に楽しみ方ができるので参考にしてみてください。
べっこう飴が固まらない原因は?

べっこう飴は基本的には5分ほどで固まるのですが、ある原因によって固まらないことがあります。その原因について紹介していきます。
まず一つ目に考えられるのが煮詰めが足りないことが挙げられます。べっこう飴は鍋に砂糖と水を煮詰めます。この砂糖水を煮詰めることで、べっこう色に変化し飴のようになります。砂糖水の加熱中に途中で火を止めてしまうとべっこう飴が固まらない原因につながります。しっかり煮詰めることで、べっこう飴が固まらない現象を防ぐことができます。
また、この煮詰めている途中でかき混ぜてしまうことも固まらない原因となるので注意しましょう。
そして、第二に考えられるのが砂糖の種類です。べっこう飴作りには上白糖とグラニュー糖がオススメです。他の種類の砂糖を使用することで固まりにくくなってしまいます。
べっこう飴を作るときは砂糖の種類や煮詰め方について注意することがポイントとなります。
べっこう飴を作る際にはこれらのことに注意するようにしましょう。
失敗したら復活、リカバリはできる?

べっこう飴を失敗してしまったリカバリはできる場合があります。
先ほど紹介したように、べっこう飴作りが失敗してしまう原因があります。そのうち、煮詰めが足りなかった場合にはリカバリができます。煮詰めが足りなかったということは加熱を加えるで、べっこう飴へと再生することができるのです。その際にはべっこう色になるまで、かき混ぜることはせずに加熱するようにしましょう。しかし、砂糖の種類により失敗してしまった場合には材料の変更はできないので、リカバリすることが難しいとされています。
もし万が一、失敗してしまったべっこう飴を違った形で再利用する方法があります。
1.カラメルソースに
カラメルソースもべっこう飴と同様に水と砂糖が材料となっています。そのため、カラメルソースとして再利用することができるのです。
2.煮物の材料に
肉じゃがや煮魚などを作る際に入れると、自然と溶けて砂糖やみりんの代用品として利用できます。
失敗してしまっても、違った形で再利用するのもオススメです。
失敗しない作り方のポイント

レンジ編
用意するものは砂糖、水、耐熱容器があれば簡単に電子レンジでべっこう飴を作ることができます。
作り方
1.砂糖と水を良く混ぜます。
2.ラップはせずに600wで3分ほど加熱します。こちらはあくまでも目安なので電子レンジによっては温める時間が変わってくるので注意しましょう。次第に泡が沸々としてきます。色が琥珀色になるまで、様子を見ながら数秒ずつ加熱していきます。
3.耐熱用のカップや容器に移して常温で固まるまで放置しておきます。
飴が固まったら容器や型から取り出して完成です。
もし電子レンジに飴がこべりついてしまったらキッチンペーパーを濡らし、こべりついた飴にはりつけます。その後、電子レンジで加熱して拭き取ると綺麗に拭き取ることができます。
フライパン編
用意するものは砂糖、水、アルミカップで、簡単にフライパンでべっこう飴を作ることができます。
作り方
1,アルミカップに砂糖と水を入れ、良くかき混ぜます。
2,アルミカップをフライパンに並べ、強火で熱します。次第に沸々と泡立ち始めます。沸騰したら火を少し弱め、琥珀色になるまで熱します。
3,色がついたら、水や保冷剤などを使用し、べっこう飴を冷やします。
4,飴が塊、粗熱が取れたら丁寧にアルミホイルから外し、完成です。
べっこう飴のアレンジレシピ

べっこう飴には様々なアレンジレシピが存在します。そのうちのいくつかについて紹介していきます。
まず始めにグミやマシュマロを使って、簡単にべっこう飴をアレンジすることができます。
作り方は簡単です。電子レンジやフライパンを使ってべっこう飴を作ったら、飴が固まる前に串に刺したグミやマシュマロを絡めます。あとは飴が固まるのを待つだけです。
他には、いちご飴やりんご飴などのフルーツ飴もアレンジレシピとして人気です。こちらも簡単に作ることができます。お好きなフルーツに水飴をかけて、固まるのを待つだけでできます。自分の好きなフルーツで作ることができるので、多くのアレンジが効きます。
べっこう飴は様々なアレンジが効くので、色々と試してみるといいかもしれませんね。いつもと違った気分を味わえるかもしれませんね。
まとめ

べっこう飴は簡単に作ることができます。その際に、注意することはあるので気をつけるようにしましょう。
レンジやフライパンで、少ない材料でも簡単にできるのがべっこう飴の特徴です。また、様々なアレンジも効くので、自分の好きなレシピを見つけてみるのもいいかもしれませんね。
美味しいべっこう飴をつくって、おうちでのおやつに取り入れてみてください。