ホテルのアフタヌーンティーが食べきれない|持ち帰りしてもいいのか、食べる順番は?などを分かりやすく紹介

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アフタヌーンティー。言葉の響き自体がなんだかすてきですね。

イギリス発祥のこの文化は、今や日本でもよく目にするようになりました。

ホテルだけでなく、街中のレストランやカフェでも提供している所がたくさんあります。

気になる方・行きたいとお考え中の方も多いのではないでしょうか?

一方で、なんだかマナーが難しそうで躊躇してしまう気持ちも。

大丈夫です!そんなに難しいことはありません。

ランチを食べに行くのとほとんど変わらない感じで行くことができます。

とはいえ、国が変わればマナーも変わってきます。

今回は、アフタヌーンティーに関する基本的なマナーについてお伝えします。

お取り寄せの情報もお知らせするので、コロナ禍で直接出向くことが難しい方も参考にしてみてください。

目次

アフタヌーンティーが食べきれない時は残す?

アフタヌーンティーが食べきれない時は残す?

画像などで見ると、アフタヌーンティーってあの何段にもなったお皿にモリモリと乗っていて、食べきるのが難しそうに感じます。

安心してください。食べきれない分は残しても大丈夫です。

そもそもアフタヌーンティーって?

アフタヌーンティーは、イギリスの貴族がたしなんでいた文化に由来してそれが今にも続いています。

当時は低いテーブルのある場所(サロンのような場所)で提供されていたことから、ロー・ティーとも呼ばれていました。

確かに、海外のカフェなどに行くとテーブルが小さいですよね。

そんな狭い場所でもたくさんの品数を提供できるようにお皿が何段にも重なったあの形状になりました。

貴族の文化、つまりアフタヌーンティーは社交の場です。

社交の場で大事なのはコミュニケーション

貴族の社交の場では、当然お茶も食事もふんだんに提供されます。

しかし、大事なのは飲食することよりも会話をすることであり、その場の雰囲気にゆったりひたること。

食器や食事の見た目、調度品、室内の内装などを愛でながら、貴族らしいマナーをもって会話を楽しむのです。

だからこそ、食べきれなくても問題ありません。

食べきれないくらいの量を出すことも前提になっているので、残すことも想定内です。

「出されたものは食べないと!」と思うあまり、その場の雰囲気を楽しむことができなかったらそんなに残念なことはありません。

食べられる分だけ食べて、それ以上は残しましょう。

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余ったものは持ち帰りできる?

余ったものは持ち帰りできる?

それでも、日本人には「もったいない」の心があります。

食べきれないからと残して帰るのは心苦しいものですね。

できれば、食べきれなかった分は持ち帰りたいですよね。

本来は残したものを持ち帰るのはNGですが、日本のホテルやカフェだと対応してくれる所もあります。

事前にそのお店の情報を確認しておきましょう。

ただ、ここでポイントが2つほどあります。

  1. 画像で見られる量は、2~3人分であることがほとんど
  2. 2人で1つを頼んではどうか

アフタヌーンティーは、1つのスタンドに人数分のお料理が乗っているのが基本です。

画像で見ると「こんなに!」と思っても、それは1人分の量ではないのですね。

なので、意外と食べきれちゃいます。

それでも完食が難しい、そして、残すのが気になるという場合「2人で1つ」をオーダーすることはできるのでしょうか?

2人で1つ頼んでシェアするのはOK?

2人で1つ頼んでシェアするのはOK?

結論からお伝えすると、お店によります。

1人1つずつオーダーするのが基本ですが、お茶代を追加すれば2人で1つでOKなお店もあります。

その時の空腹具合にもよりますね。

筆者の友人で、長らくイギリスに留学していた女性がいます。

彼女はイギリスが大好きで、必然的にアフタヌーンティーもとても好き。

日本に帰国してからも、色々なホテルやカフェのアフタヌーンティーに行っていました。

そんな時は、「朝ごはん抜き!もしくは極軽め!!」の勢いで行っていました(笑)

食べる順番に決まりはあるのか

食べる順番に決まりはあるのか

アフタヌーンティーに限らず、食事におけるマナーは気になるところです。

すてきな空間ですてきな時間を過ごすなら、最低限のマナーは心得ておいてた方がよいでしょう。

では、アフタヌーンティーでのマナーにはどの様なものがあるのでしょうか。

食器の種類

  • カップ・ソーサー
    紅茶などを入れる器がカップ、それを乗せるお皿がソーサー
  • ティーポット
    器の側面に取っ手があり、注ぎ口からお茶やコーヒーを入れる。
  • クリーマー
    紅茶やコーヒーのミルクを入れておく器
  • ジャグ
    ポット内の紅茶は時間がたつと濃くなってくる。それを薄めるためのお湯
  • ケーキスタンド
    3段のお皿のこと

身だしなみ

服装に関しては、そこまで深刻に考える必要はありません。

レストランに行く時の格好と同じくらいで大丈夫です。

  • 男性は素肌が見える履物はNG
  • 男女ともに、デニムやパーカーなどのカジュアル過ぎるものを避ける
  • かさばる荷物はクロークで預かってもらう

女性の場合は、女子会やデートの時の服装と同じにすれば間違いがありません。

せっかくの贅沢な時間、オシャレも楽しんでくださいね。

食べる時・飲むときのマナー

  • 食事は自分のお皿に移してから食べる。スタンドのお皿から直接口に運ぶのはマナー違反。
  • スタンドは全員分の食事が乗っているので、同じものを何個も食べるのもマナー違反。
  • サンドイッチは、一口サイズで切られていたり紙ナプキンで巻かれている場合は手で食べることができる。
    ただし、大きければナイフとフォークで切って食べる。
  • スコーンやパンは手で食べる。
    スコーンは手で割るとボロボロになりがちだが、ジャムやクロテッドクリーム(※1)をタップリつけると崩れにくくなる。
  • 飲みものは紅茶がメインで他にも色々ある。お替りのシステムはお店によって異なるので、事前にアテンションを見ておく。
  • 飲みものは自分で注がずスタッフに注いでもらうのがマナー。その際は、カップのみを渡す。
    スタッフが近くにいない時は自分で注ぐ。急須のようにティーポットの蓋を手で押さえず利き手のみで完結させることもマナー。
  • テーブルが低い時はソーサーも一緒に持ち上げて飲み、テーブルが高い時はカップのみを持つ。
  • ティースプーンは、日本ではカップの手前に置く人が多いが、イギリス式ではカップの奥に置くのがマナー。
    実際、その方がカップを持つ時に落とすことも少なくて済む。

※1クロテッドクリーム
バターと生クリームの中間的存在。バターよりもあっさりしているけれど生クリームよりはコクがあるクリームです。スコーンとセットのような存在。

何をどの順番で食べる?

ケーキスタンドは一般的に3段で、下段はサンドイッチ、中段がスコーン、上段がケーキや焼き菓子などです。

食べる順番は「下から順番に」と覚えておくと分かりやすいでしょう。

順番が決まっているのは、味を最大限楽しむためでもあります。

先に味の濃いものを食べるとその後の味が分からなくなってしまうので、味が薄いもの・色の薄いものから食べてく方がいい。

スタンドにもその様に盛り付けされているので下から食べ、同じお皿の中では何から食べてもOKです。

アフタヌーンティーのお取り寄せ・通販ができる店舗

アフタヌーンティーのお取り寄せ・通販ができる店舗

今は、昨年から続くコロナ禍で外食がなかなかできません。

お住いの近くに、アフタヌーンティーを提供しているお店がない方もいるでしょう。

そんな時はお取り寄せです!

調べたところテイクアウトを提供しているお店もありましたので、合わせて紹介させていただきます。

お取り寄せができるお店

  1. ロールケーキのイリナ
    ・ケーキスタンド付きのアフタヌーンティーセット。大人気のロールケーキ25種類の中から10種類が集まったセットを、3つの中から2つチョイスできる。
    ・冷凍でのお届け。
    ・料金¥6,984(税込み)、送料無料
    詳しくはこちらから
  2. GINGER GARDEN AOYAMA
    ・3種類のセットがある。
    ・前菜やサラダからバーガーまで、そしてスイーツもと盛りだくさんな内容。
    ・料金¥¥5,200~¥5,500(税込み)、送料¥1,500
    詳しくはこちらから
  3. 美食良菜
    ・本格的な3段スタンドが付いたセット。
    ・それぞれのお料理もクリスタルカップやココットに入って届く。・冷凍でのお届け。
    ・料金¥32,400(税込み)、送料は場所により¥1,040~¥2,290
    詳しくはこちらから

テイクアウトできるお店

  1. Cafe & Dining ZelkobA(表参道)
    ・そのままテーブルに飾れる3段のボックス入り。
    ・季節のスイーツ8種類とセイボリー2種類。
    ・料金¥8,000(税込み)、現地決済
    詳しくはこちらから
  2. VINO BUONO(表参道)
    ・セントグレース大聖堂を望む立地のダイニングのアフタヌーンティーセット。
    ・3種類ある・料金¥2,500~¥5,500(税込み)
    詳しくはこちらから
  3. 日比谷パレス(日比谷)
    ・1名分のセットや3段ツリー付きのセットなどがある。
    ・料金¥4,320~¥10,800(税込み)
    詳しくはこちらから
  4. ローズホテル横浜(石川町)
    ・現在は「サマートロピカルアフタヌーンティー」で、マンゴーやパッションフルーツを使用したスイーツのセット。
    ・ケーキセットの販売もある
    ・料金¥5,500(税込み)で、現地決済
    詳しくはこちらから
  5. ホテル椿山荘東京(早稲田)
    ・ホテル開業以来人気のスコーンも楽しめるセット。
    ・テイクアウトオリジナルのスイーツ6種入り。
    ・料金¥4,100(税込み)で、現地決済
    詳しくはこちらから
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